AutoCADちょいテク⑬【使えるコマンド [ CHSPACE] 】
こんにちはmikkoです。
今回は、使えるコマンド [ CHSPACE]について解説します。
【CHSPACE】[空間変更]コマンド
【CHSPACE】[空間変更]コマンドをつかえばこんなことができます。
- モデル空間とペーパー空間の間でオブジェクトを移動
- 移動されたオブジェクトは、新しい空間で適切に尺度変更される
- クリックした移動元ビューポートによって、移動されるオブジェクトのペーパー空間の位置が決定(ペーパー空間にオブジェクトを移動する場合)
- モデル空間にオブジェクトを移動する場合、クリックした移動先ビューポートによって、移動されるオブジェクトのモデル空間の位置が決定
※文字で見ると分かりずらいですが、一度使って見ると簡単です。
使い方例
レイアウト空間にある図枠をモデル空間に移動する場合、通常図枠は1/1なのでモデル空間にペーストする際には縮尺を合わせかつ位置合わせもしなければいません。
CHSPACEを使えば尺度も位置合わせも不要、レイアウト空間で表示されているままの状態でモデル空間に図枠を移動することができます。
操作手順
①レイアウト空間で【CHSPACE】と入力しモデル空間に移動したいオブジェクトを選択
②移動したいビューポートのところでクリック
まとめ
今回は、使えるコマンド [ CHSPACE ]について解説しました。
一度使って見ると簡単ですので是非使ってみてください。
それではまた次の記事で(^^)/